NEC 55インチモニター X551S の修理 [チャレンジ]
7月末に我が家で一番大きい55インチモニターの電源が入らなくなった。
電源を入れると、青色のLEDが点灯する、しかし 数秒後に赤色のLEDが点灯、
その後 約10秒後に青色が点灯するが、又 数秒後に赤色 LEDが点灯 これの繰り返しであった。
もうかなり 古いモニターなので電源回路のコンデンサーの劣化と思い、本体を分解してみましたが
見た目では、コンデンサーのふくらみとかは見受けられない。 コンデンサーも良いものを使っている。
友人が コンデンサーの劣化を測定するESRテスターを持っているとのことで、見た目では分らないこともあったと聞き、貸してくれるとのことであったが、今後も使うだろうから購入。
値段は15,600円 数日後にESRテスターが送られてきたので早速調べたがコンデンサーの不良個所無し、ダイオード、トランジスター、フォトカップら―などもテスターで調べ全てOK 基板も 電源基板、CPU基板、表示基板の3枚になっており、電源基板には4つのコネクターがあり1つのコネクターから5Vが出て、CPUボードへ供給し、CPUボードから温度異常などの制御信号が来ている。
回路図もなし正常状態が分からない。
メーカーのサービスセンターへ電話したが、7年以上たっているので、修理用の基板も、部品もないとのこと、それでは、回路図を御願いしたが、回路図もない。 お手上げ・・・・・
電源基板を本体へ戻し、電源を入れると、 数秒後に電源が切れずに正常状態で動いた、しかし、約30秒後には又 青、赤LEDの点滅となった。 基板をはずし再度調べていると電源基板だけでも、正常に動くときがあった。
はんだ付け不良などをチェックしたがすべてOK、 強制的に回路を追加して動かそうとも思ったが、回路図がないので、回路図を調べながらチェック。8月16日にやっと修理が完了。 約2週間 途中 何度もあきらめた時はあったが・・・・ 満足!!
原因は基板のコーティングに使用しているコーティング剤の劣化で絶縁不良が出ていたもの、完全には拭き取れなかったが、発振回路付近のふき取りでよくなりました。
モニターの背面カバーを外す
約50本のネジを2回開け閉めしました。
電源基板 と 右側はESRテスター
電源基板の裏側 (写真では見れないがコーティングの劣化あり)
正常動作時の発振波形
正常に見れるようになりました。
約半月の格闘でした。 あきらめないこと・・・・少し時間を置くと新たな考えが・・・・
上品なスリッパ立て
暇な私を気遣ってスリッパ立てを作って・・・
店で見ても 作りたくなるようなスリッパ立ては見つからない。
そこで私もやる気が出てきて、上品なスリッパ立てを考えてみました。
場所を取らずにさり気なくスリッパを置ける
我が家にも木材の板はあったが。切らなければならないので、着手せずにズルズルと。
100均に行くと、ぴったりの材料を見つけ購入 全部で300円
底板はそのまま使用、四角い棒はカッターナイフでカットしてボンドで接着
翌日 木の角をサンドペーパーで磨き・・・・
このまま使用する予定でしたが、色を黒く塗ってとの注文
家に持っていた10数年前のニスを使用 何とか使えそう
筆が無く習字用の筆で塗り、数時間乾燥
場所も取らず まぁまぁの出来! 上品!!!